Linux Mintのアップデート・再インストールや、別のOSを試す際に、あちこちのサイトで設定を探すのが面倒なので、自分用の備忘録を作成しました。
この記事では、古いノートPC(Vostro 3500)をサブ機として情報収集目的で使用することを前提に執筆しています。
一般的な初心者向けガイドというより、無駄な機能を減らして軽く動かすことと安心して使える環境に整えることを重視しています。
ベースとなる網羅的な設定については、以下のサイトが詳しいので、ぜひ参考にしてみてください。
参考にしている解説記事
Linux Mint 22のインストール後にやること
目次
前提環境
- 用途:Linux学習・サブ機としての情報収集用
- OS:Linux Mint 22.3 Zena(Xfce Edition)
- 使用機:Dell Vostro 3500(ハードオフで2500円で買ったジャンクPC)
- 方針:遊び目的ではなく、シンプルで扱いやすい実用環境に整える
再インストール後に必ず行う基本設定
まずは日本語入力ができて、安全にネットワークへ接続できる状態まで整えます。
先ほどご紹介したサイトを参考に、以下の手順でアップデートや日本語設定を行い、使いやすくしていきます。
wifiに接続する
まずはwifi接続をして、サーバーからアップデートできるように設定します。
右下のネットワークアイコンからwifiを選ぶ → 接続したいwifiを選択 → パスワードを入力して接続します。
システムアップデートとミラーの変更
デフォルトサーバーだと海外なので、通信が遅く不便。それなので、日本のミラーに変更してからアップデートしています。
リポジトリのミラー変更
設定(緑のアイコン) → ソフトウェアのソース → ミラーの選択 → 日本(一番上のやつ)を選択
これで、日本のミラーを使って通信できるようになります。
システムアップデート
後からソフトを追加するのは不便なので、ミラーを変更したらすぐにアップデートをかけます。以下のコマンドでシステム全体を最新の状態にします。
sudo apt upgrade -y
日本語化パッケージを適用する
そのままだと文字が変なので、以下のコマンドを実行し、日本語化パッケージを適用していきます。
sudo apt install language-pack-gnome-ja language-pack-gnome-ja-base language-pack-ja language-pack-ja-base firefox-locale-ja thunderbird-locale-ja libreoffice-l10n-ja libreoffice-help-ja
manコマンドの日本語化
これも、日本語化をスムーズにするために入れています。もしかしたら必要ないかも知れませんが、私の場合は念のために以下のコマンドで設定しています(※要検証)
sudo apt install manpages-ja manpages-ja-dev
日本語環境を整える(Fcitx5)
次に日本語入力の設定を行います。日本語入力できないと不便で使い物にならないため、Fcitx5とMozcを導入していきます。
sudo apt install fcitx-mozc --install-recommends
インストールしただけだと適用されていないので、パソコンを再起動しましょう。再起動すれば日本語入力ができるようになっているはずです。
日本語フォントの設定をする
文字の見やすさは長時間の作業に影響するため、日本語フォントの設定を済ませます。
先ほどご紹介したサイトを参考に「MigMix」「Takaoフォント」「IPAフォント」「IPAexフォント」「さわらびフォント」「VLゴシック」など、視認性を重視したものを導入していきます。
sudo apt install fonts-migmix fonts-takao fonts-ipafont fonts-ipaexfont fonts-sawarabi-gothic fonts-sawarabi-mincho fonts-vlgothic
ファイアウォール(UFW)の有効化
自宅環境でも安全に使えるように各セキュリティ項目を有効化していきます。以下のコマンドを入力し、UFWを設定します。
sudo ufw enable
sudo ufw default deny
sudo ufw logging on
sudo ufw reload
sudo ufw status verbose
用途に合わず削除した標準アプリ
Linux Mint 22.3 Zenaには便利なアプリが大量に含まれています。ですが、使わないものを入れたままにしておくと、いちいちメインのアプリを探すのがめんどくさい上に容量を圧迫するので削除しています。
私の環境だと以下のアプリはいらないので削除していますが、ご自身の用途に合えばそのままで大丈夫です。
Hypnotix
テレビを見るためのアプリですが、現状だと映らないものがほとんどで、個人的には危ないアプリだと思っているのでアンインストールしています。
sudo apt remove hypnotix -y
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【Linux Mint】Hypnotixが映らない?削除してOKな理由まとめ
Transmission
P2Pも使わないうえに危ない気がしたのでアンインストールしましたが、人によっては使うかもしれないので自己判断でお願いします。
sudo apt remove transmission-gtk -y
HexChat・Warpinator
こちらも利用予定がなく、常駐サービス削減のため整理しました。
sudo apt remove hexchat warpinator -y
効率化のために追加したツール(Flatpakなど)
私の場合はFlatpakを導入し、いろんなアプリを追加できるようにしています。
sudo apt install flatpak
sudo flatpak remote-add --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo
NewsFlash(RSSリーダー)
flatpak install flathub com.gitlab.newsflash
今までは、軽量のQuit RSSを使用していましたが、カスタマイズが豊富すぎるゆえに、初心者には見づらくごちゃついていたのでNewsFlashに乗り換えました。
やらなかった設定は?
Wineの導入
色んなサイトでWineの導入を勧めていますが、私の環境だと動かないことが多かったので入れていません。ですが、まともに動けば便利なアプリなので、必要なら入れましょう。
その他に、以下に該当するアプリも入れていません。
- 派手な視覚エフェクト:パソコンに負担をかけたくないので入れていません
- Swapの過剰調整:デフォルトで安定しているため変更していません
まとめ
Linux Mint 22.3 Zenaは軽量で安定しているため、Windows11非対応の古いパソコンでも不便なく快適に動いています。
Windows11に買い替える余裕がない場合は、Linux Mint 22.3 Zenaに切り替えるのもアリ
Windowsより初期設定が難しいのがネックですが、コマンドラインの入力さえ慣れれば、Windowsよりカスタマイズがしやすいと感じています。
Linux Mint 22.3 Zenaは無料で利用できるため、興味がある方はぜひ試してみてください。
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