BitLockerの回復キーが入力できない・わからないという人は増え続けています。
そこで、入力できない・わからない場合の対処法を家庭用PC向けに解説します。

この記事を読めば以下のことがわかります。
目次
この記事を読めばわかる5つのこと
- 画面に出ている照合番号と、入力する回復キーの違いが理解できる
- 回復キーがどこに保存されているかがわかる
- Microsoftアカウントの回復キーの確認ができる
- 数字が入力できない・キーボードが反応しないときの原因がわかる
- Windowsの初期化をMicrosoft公式手順で確認できる
入力するのは「48桁」で、8桁は「照合番号」
BitLocker画面に表示される8桁の数字は照合番号で、実際に入力するのは48桁の解除キー(回復キー)です。
回復キーは、ほぼ必ずPCのどこかに保存されているはずです。
最も多い保存先はMicrosoftアカウントなので、万一探しても見つからない場合はWindowsを初期化するしかありません。
2つの番号は役割がまったく違う
この2つの番号は紛らわしいのですが、役割が全く違う別物なので気を付けましょう。
照合番号(回復キーID)
8桁前後の英数字。どの解除キーを使うかを特定するための番号です。これは入力しません。
回復キー(48桁)
6桁×8ブロックの48桁の数字で、実際に入力するものです。これが合わないとBitLockerは解除できません。
【例】123456-123456-123456-123456-123456-123456-123456-123456
最短で解除キーを見つけて入力する手順
では、この章から具体的にBitLockerの回復キーを見つけて入力していきましょう。
Microsoft アカウントで探す
- サインインする。スマホでもOK(account.microsoft.com)
- 一覧に表示される回復キーの中から照合番号(画面のID)と一致するものを探す
- 一致した48桁の数字が回復キー
- なければ、USBメモリ・印刷した紙・テキストファイルが手元にあるか確認する
保存方法を思い出す
BitLockerの青い画面が出たときは、以下の保存方法を選んでいる可能性があります。
- USBメモリ(.txt)
- 印刷した紙
- 保存フォルダ内のテキストファイル
もし覚えていない・紛失した場合は、復旧をあきらめるしかありません。
その場合は、最後の見出しに初期化の手順を繋いでいるので参考にしてみてください。
48桁の解除キーを入力する
回復キーが特定できたら入力していきます。入力時の注意点は以下。
- NumLockをオンにする
- キーボード上段の数字キーを使う
- Bluetoothキーボードは動作しないことがある
- USBハブ経由は認識されないことがある
どうしても入力できない場合は、右下の丸いアイコンからスクリーンキーボードを選びましょう。
これで多くの場合は数字が入力できるようになるはずです。
つまずきやすいポイント
それでも回復キーが入力できない・誤っていると出る場合は以下の原因が考えられます。
照合番号(ID)を入力している
入力するのは48桁の数字。8桁の英数字は照合番号なので入力しません。
Microsoftアカウントを複数持っている
Microsoftアカウントを複数持っている場合、回復キーがごっちゃになっている可能性があります。
初期アカウントの回復キーが一番怪しいので、まずは初期アカウントにログインして、回復キーを突き止める必要があります。
- Microsoftアカウントにログインを選ぶ
- パスワードを忘れた
- メールアドレスを入力
- 新しいパスワードを作る
これでログインできるか試しましょう。
PC名が変わっていてどれかわからない
照合番号(ID)が同じなら問題ありません。その回復キーを入力してみてください。
それで誤っていると出た場合は、新しいアカウントを知らない間に作っている可能性もあるので、覚えがないか確認しましょう。
キーボードが反応しない
キーボードが反応しないときは、まず右下の丸いアイコンからスクリーンキーボードを試してみてください。

それでもダメなら有線USBキーボードが確実です。
無線(Bluetooth)だと反応しないとのコメントが多いので、持っていなければAmazonの有線USBキーボードや家電量販店で購入しましょう。
私が実際に積んで試したコマンドプロンプト突破法
私が実際に積んだときは、Redditで触れられていた「画面操作が効かない時の回避策」を試しました。
具体的には、USBからコマンドプロントを起動して解除するという方法です。
- Windowsのインストールメディア(USB)を作成し、PCを起動
- Shift+F10でコマンドプロンプトを呼び出します。
- manage-bde コマンドでロックを強制解除・オフにする手順
- manage-bde -unlock C: -recoverypassword [48桁の数字]でドライブを解凍
- manage-bde -off C: でBitLocker自体を無効化
私の場合はこの方法で戻ることができましたが、コマンドプロントをいじるのはPC慣れしている人向けで、初心者にはおすすめできません。
最悪の場合はPCが壊れることもあり得るので、自信がない人は初期化するか修理に出すのをおすすめします。
あわせて読みたい
「セーフモードが起動しないときの対処法」
よくある質問と答え(FAQ)
この章では、よくある質問と答えをまとめています。
Q1. 解除キーがどうしても見つかりません
A. Microsoft公式には「回復キーがない・紛失した場合は復活できない」と明記されています。
その場合はWindowsを初期化するしかありません。中のデータはあきらめましょう。
Q2. 暗号化を設定した覚えがないのですが?
A. Windows11では、初期セットアップ時にMicrosoftアカウントでサインインすると自動的にデバイス暗号化が有効になる場合があります(特に24H2以降)
Windowsの設定から「デバイスの暗号化」をオフにするだけで解除できますが、回復キーが問われることもあります。
Q3. 初期化の詳しい方法を知りたい
A. Microsoft の公式解説が最も正確です。
WindowsPCの初期化・リフレッシュ・復元の解説(Microsoft)
Q4. 回復キー画面で「このデバイスはロックされています」と出るのはなぜ?
A. これは、PCのハードウェア構成や起動設定が前回と変わったと判断されたときに表示されます。主な原因は以下。
- BIOS/UEFI の更新
- TPM の設定変更
- セキュアブートの変更
- SSD/HDD の交換
- USBメモリを挿したまま起動した
BitLockerは「あなたのPCが誰か知らない人に盗まれた」と判断すると、本人確認のために回復キーを求めてきます。
回復キーが合っていれば通常どおり起動できるはずです。
Q5. 回復キーを入力しても間違っていると言われるのはなぜ?
A. 以下のパターンが多く寄せられている内容です。
- 照合番号が一致していない回復キーを入力している
- 48桁のうち、どれかの数字の入力ミス
- NumLockがオフになっている
- Bluetoothキーボードが反応しない
- USBハブの故障でキーボードが認識していない
特に多いのは「照合番号が違う誤った解除キーを入力している」といった内容です。
必ず、画面に表示されている照合番号(最初の8桁)と、保存されている回復キーの照合番号が一致しているか確認してください。
まとめ
BitLocker回復キーが入力できない・わからない場合は、まずは48桁の数字が手元にあるか確認しましょう。
ない場合はMicrosoftアカウント内で見つかることが多いので、登録したメールアドレスとパスワードを思い出してログインしましょう。

それでも見つからない場合は、初期化しかないので、Microsoftの公式サイトを参考にするのをおすすめします。
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